人生が劇的に変わるツールを探すと、迷走する
先日、いらっしゃった29歳の女性もそのような方でした。正社員で働いた経験がないことで自分にかなりのコンプレックスをお持ちのかたで
20代後半にさしかかり結婚を考え、婚活イベントに参加したのですが、その時にいいなと思った男性から「仕事は何しているのですか」と聞かれて自分がしてきたのですが、パートやアルバイトばかりでとてもきちんとした仕事をしてきていなかったので答える自分が恥ずかしくなって、自分に自身が無くてその時も会話ができなかったそうです。
そこで、彼女は正社員として働くためにバイトを続けながら転職活動を行ったそうです。有名なキャリアカウンセラーにカウンセリング受けてアドバイスをもらい、新しいパソコンに買い替えて、officeのスキルを身に着け、適職探しのセミナーを受けましたが、現実は書類が通過するのは派遣社員ぐらいですのでますます焦っていました。

現実は非正規雇用が全体の30%ですから難しいのかな

非正規雇用を恥ずかしがらずに自信を持つことのほうがいい
資格取得やセミナーを受けるのもタダではありませんし、金銭的に厳しくなり不安になると「この資格を取れば正社員になれるかも!」
とか
「このセミナーを受ければ人生好転するかも」
とか
自分を幸せにしてくれる“何か”を探すのですが、そんなことを繰り返して1年がすぎても、結局正規雇用の正社員になれず、婚活や恋活もうまくゆかなくて、恋人もできず20代が終わろうとすると特に女性は焦りが強くなります。

婚活で求められている女子はどんな人ですか

男性が求める女性は堅実な生活をしてきて家庭を守ってくれる女性です。

つまり、資格や職業ではないんですね

そうです、一緒に生活してくれる思考の女性を男性は求めています
婚活市場にもいる、他力本願な女性たち
婚活においても沢山の女性に“何か”に頼る方は非常に多いですが

どの様な方がおおいのですか

多く見られるのが、「結婚相談所に3社以上入会する方が増えている」こと。
A社で出会えなければB社に、B社がダメならC社と相談所を変えてゆくのですが、どうでしょう。
皆さん、その都度「今度こそ結婚できる」と期待して入会するそうです。恋愛マニュアル本を読み漁り、本棚には婚活本だらけという方もおりました。「今度こそ」と結婚させてくれる、自分以外の“何か”を探すのです。

本を読み漁ったらいけないのですか

頭でっかちになってはだめなんです。
確かに問題のある相談所もありますので一概には言えませんが、結婚できないのは相談所だけでなく、過去の自分にも問題がある場合がほとんどですし、そこに気が付けないと、いつまで経っても結局のところ同じことの繰り返しが続くだけです。
「まだいい人に出会っていないから結婚できない」
とか
「まだしたいことが見つからないからフリーター」
とか
「結婚相談所がダメだから結婚できない」
等と
自分や周りの環境のせいにしている人が実に多く見られて、自分以外のせいにすれば楽でしょうが、しかし、実際の現実は厳しくあります。
現状の不遇は自分にも大きな理由があるのを見落としはしていませんか?

結婚相談所の異性を条件だけで判断してはいけません

やっぱり条件て大事じゃないですか

男性を年収や容姿・職業で人間性を見ないとたとえ結婚してもそのあとが苦労の連続なってことも
「今年こそ!」と意気込んで婚活する方は、まずは、自分のどこがダメなのかを素直に受け入れる勇気を持ちましょう。そこから始まりますので以後は変わった自分になれます。
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